薄毛は男性の症状であるイメージが強いですが、近年、女性でもお悩みになる方が増えてきています。 毛髪の減少・脱毛による悩み(薄毛・抜け毛)に対しては、これまで医学的根拠の乏しい治療が主流であり、その効果は疑わしいものがほとんどでした。
近年、細胞生理学と再生医療の進化により、発毛のメカニズムが研究され、医学的根拠のある、臨床に即した育毛・発毛治療が発明されました。それが、再生医療による毛髪再生療法です。
当院では、ヘアフィラーのほか、外用薬・内服薬も取りそろえ、年齢を感じさせない髪の毛を保つための治療をお届けします。
ヒトの頭髪における毛周期は毛髪が活発に生える成長期が2~6年、毛髪の成長が止まる退行期が2~3週間、生えている毛が抜け落ちる休止期が3~4ヵ月です。 頭髪全体では成長期の毛が約90%、退行期が約1%、休止期は約10%の割合となっています。毛髪の量は、平均で約15~20万本ほどです。
休止期に入った毛は正常の状態でも1日に約50~100本程度が自然に抜け落ちています(生理的脱毛)。 何らかの理由でこれ以上毛が抜け落ちることを脱毛症といい、毛髪の量や太さが減少し、頭皮が露出するようになります。
脱毛症の分類には大きく分けて、女性型脱毛症や男子型脱毛症など、遺伝や加齢に原因があるものと、それ以外のなんらかの病的変化に伴う脱毛症があります。
30代後半くらいから起きる、頭部全体の毛髪密度の低下です。健常者では220本/㎠ほどの毛髪密度が、脱毛が進行するにつれ150本/㎠まで低下することもあります。 女性型脱毛では、男性に見られるようなうぶ毛への進行は認められず、毛包の休止期の期間が長くなり、その結果毛の相対的な量が減少することで脱毛症へと進行していきます。
原因は、女性ホルモンの減少と考えられています。
女性ホルモンの一種であるエストラジオールは、毛髪の成長を促す成長因子の量を調節しています。 このエストラジオールは40代以降急速に減少していくため、加齢に伴う女性の薄毛を起こす原因と考えられています。
20歳以降からはじまる、主に前頭部、頭頂部に進行する脱毛症状です。日本人男性の約30%に認められます。
男性型脱毛の特徴は毛髪の成長を支える毛包が小さく、弱くなり、太くて硬い硬毛が作れなくなることです。弱くなった毛包は毛周期を繰り返すたびに成長期の期間がますます短縮していき色素の薄い軟毛しか作れなくなっていきます。 その結果、前頭部、頭頂部は産毛だけになり毛が見えなくなってしまいます。
原因は遺伝と考えられており、男性型脱毛は男性ホルモン(テストステロン)が一部毛包内でより強い成分に変化し、それが毛包の成長を妨げています。
また近年で女性の社会進出の増加に伴い、ストレスなどから生じる女性の男性型脱毛症(FAGA)も増加しています。
原疾患に伴う脱毛症(薄毛・抜け毛)は、その治療が優先です。 症状の回復により軽快することが多いからです。
円形脱毛症
本症の発症には精神的ストレスが関与しているといわれていますが、その明確な機序は現在のところ不明です。何らかの要因で一部の毛の毛包に対して自己抗体が生成され毛包の細胞を攻撃するようになってしまいます。これにより局所的に毛根が委縮し脱毛をきたします。このような病態を自己免疫疾患といいます。
ストレス、生活習慣による抜け毛
毛髪は主にケラチンを材料にして夜間、睡眠中に作られます。睡眠不足や偏った食生活は毛髪の成長を妨げ、毛根の正常な状態を維持できなくなります。その結果、休止期間が増えて抜け毛が増えます。分娩後脱毛症
一般的に出産後ホルモンのバランスが乱れることがあります。また、生活リズムが変わり精神的にストレスを受けることがあります。 主な原因は、妊娠中、髪に必要な栄養素が不足してしまう、また出産前後はエストロゲンが増加し、毛髪サイクルが一気に成長期から休止期に移行してしまうためと考えられています。
エクソソームは、幹細胞培養上清液に含まれる、細胞の修復や活性化を促進する細胞間情報伝達分子です。エクソソームの注入によって、肌のターンオーバー(再生と修復)を促進し、肌の弾力性やハリの向上、しわの改善、乾燥肌の改善、色素沈着の軽減など、細胞レベルでの若返り効果(リバースエイジング)が期待できます。
当院が使用するエクソソームは、厚生労働省所管の独立行政法人医薬品医療機器総合機構から特定細胞加工物製造許可を得た細胞培養施設で作られています。厳しい製造管理の下で製造されているため、高い信頼性を保持しています。
次世代毛髪再生療法
幹細胞培養上清液エクソソーム注射!
薄毛・抜け毛・発毛・育毛でお悩みの方に最適。
(発毛治療・薄毛治療・育毛エクソソーム注射)
医師による手打ち施術
表皮細胞の成長促進
表皮のターンオーバーを助け、発毛と育毛を促進し、白髪の予防に効果があります。
ヒト幹細胞由来の製剤のため、施術後は一切人に血液を提供することができなくなります。
ヘアフィラーは世界初の毛髪用注入剤で、髪の再成長、頭皮の再構築のための革新的なペプチド複合体によって開発されました。ペプチド技術の徐放性によりゆっくりと患部にとどまり、発毛効果を発揮します。
男性・女性を問わず、全体に毛髪が少なく薄毛の方におすすめです。毛髪移植後の定着と発毛促進にも優れていて、脱毛・髪の再成長のために他の治療やトリートメントと組み合わせることでさらに効果が期待できます。
<施術の内容>
ヘアフィラー(毛髪用注入剤)をパスキン(3針)で注入する薄毛治療となります。施術時間は約30分。料金は初回77,000円、以降1回110,000円、4回セットで396,000円となります。
<考えられるリスク・副作用>
初期脱毛、赤み、灼熱感、色素沈着、点状出血、内出血、毛嚢炎など生じることがあります。
特許取得された7種類の「ペプチド複合体(ハイブリッドペプチド)」が作用して、毛包形成や毛乳頭形成などの再生を促進し、毛髪を強力再生します。
本来ペプチドは速やかに消失してしまいますが、ヒアルロン酸が加わったペプチドなので、15日間かけて徐放される薬剤となります。
施術時間 | 約30分 |
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『Dr. CYJヘアフィラー』を頭皮に注入する脱毛症治療です。男女問わず様々な脱毛症に効果があり、また、非常に細い針(34G 3本針)を用いて注射しますので、痛みに弱い方でも受けていただけます。
施術後、シャンプーは6時間後から、整髪剤は翌日から、カラーやパーマは1週間後からするようにしていただき、頭皮に刺激を与えないように、ドライヤーを使用する際は熱風を治療部位に直接当てないようにしてください。
施術後まれに初期脱毛、赤み、灼熱感、色素沈着、点状出血、内出血、毛嚢炎など生じることがあります。
薄毛・抜け毛の進行には日常の生活習慣や男性ホルモンの影響が大きく関わっています。内服・外用剤には抜け毛の進行を抑え、健全な毛髪の再生を促す効果があります。
名称 | 内容 | 副作用と注意事項 |
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[内服薬]
パントガール(Pantogar®)
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ドイツの毛髪治療実験で女性のびまん性脱毛に効果が実証された育毛剤です。
パントガールには女性の薄毛を改善するための特別な構造のアミノ酸やタンパク質、ビタミンB群が配合されています。
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[内服薬]
プロペシア®
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プロペシア®はAGA(男性型脱毛症)の進行遅延のため、世界60カ国以上に承認されている内服薬です。男性ホルモンであるテストステロンが毛包内で髪にダメージを与える成分(ジヒドロテストステロン)に変化するのを防ぎます。 日本では2005年より厚生省の認可がおり、20才以上の男性のみ処方できます。 ・AGAの予防、改善 ※当院で取り扱っているプロペシア®は、国内で製造・販売している正規品です。 |
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医師の処方無しに個人で薬剤を輸入して使用しますと、副作用や不具合などが起きた時に適切な処置ができない恐れがあります。 偽物や粗悪品による健康被害も懸念されますので、薬剤の購入は専門の医療機関で処方していただくことをお勧めします。
【回答】
院長 保志名 勝
シャンプーは6時間後から、整髪剤は翌日から、カラーやパーマは1週間後からにしてください。
また、治療直後は頭皮に刺激を与えないようにし、ドライヤーを使用する際は、熱風を治療部位に直接当てないようにしてください。
個人差がありますが、効果を実感するためには最低でも3~4回の治療が必要となります。
施術と合わせて、お薬も処方いたします。
・[内服薬] パントガール(Pantogar®)
・[内服薬] プロペシア®
注射する際に軽度の痛みがあります。
痛みを最小限にするため極細の針を用い、注入時には施術部位をクーリングしますので多少痛みは軽減されます。
薄毛・抜け毛治療の流れについて。美容外科,美容皮膚科をお探しならノエル銀座クリニックへ! ノエル銀座クリニックは銀座マロニエ通りの美容整形外科クリニックです。
ノエル銀座クリニック院長保志名勝は、日本美容外科学会理事長を歴任した立場から、美容医療業界全体の信頼性を高めることに努めております。
2018年6月に厚生労働省により改正・施行された「医療広告ガイドライン」に則り、サイト内の症例写真に施術内容、リスク・副作用、費用などを記載し、それまで掲載していた体験談は全て削除いたしました。厚生労働省が定める「医療若しくは歯科医業又は病院もしくは診療所に関する広告等に関する指針」をもとに、患者様へ正確な情報をお伝えすることを目的とし、当サイトの運用をしております。
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