Dr.川島のスキンケアコラム

無添加コスメは肌に優しいから安全、と思われていますが、無添加化粧品の定義とは何でしょう？

実は正式な決まりはありません。以前の薬事法（現在の薬機法）ではアレルギーを起こす可能性のある成分を表示指定成分と定めていました。これらの成分を含んでいない化粧品が無添加化粧品と呼ばれているようです。

そのなかで、よくあげられるのがパラベンを主とする防腐剤です。パラベンフリー、防腐剤無添加を無添加化粧品と呼んでいる場合もあります。それでは防腐剤を入れていない化粧品は本当に安全なのでしょうか？開封した化粧品は3カ月以内に使い切るというのが原則ですが、その期間に雑菌の繁殖を防ぐために防腐剤が含まれているのです。

安全性の実証された防腐剤入りの化粧品の方がより安全だと言えるでしょう。