2017/08/16
最近、2つ目のシワ改善薬用化粧品(医薬部外品)が登場しました。以前から、肌荒れ対策の有効成分として医薬部外品の薬用化粧品に用いられていたレチノールに、光老化によるシワを改善する効果があることが改めて臨床試験により証明され、シワ改善化粧品として承認・発売されました。
レチノールはビタミンAの一種で、皮膚の細胞に働いてヒアルロン酸を作らせます。そして、このヒアルロン酸の水分保持効果が皮膚を柔軟にすることにより、シワ改善効果が発揮されます。クリニックで行われているヒアルロン酸注入に比べるともちろん効果は劣り、浅いシワに即効性は無いのですが期待はできます。
参考までに、ボツリヌス毒素の注入療法が行なわれる表情ジワ(笑った時や怒った時にできるシワ)は、筋肉の過剰な収縮によりできるシワであり、光老化によるものとは異なりますので、化粧品では効果はありません。
東京女子医科大学 名誉教授
東京薬科大学 客員教授
一般社団法人ウェルエイジング 総院長
特定非営利活動法人皮膚の健康研究機構 副理事長
ノエル銀座クリニック院長保志名勝は、日本美容外科学会理事長を歴任した立場から、美容医療業界全体の信頼性を高めることに努めております。
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