2017/12/26
コチニール色素と言われても良くわからない方が多いかと思いますが、サボテン科の植物に寄生するカイガラムシ科エンジムシの雌の乾燥させた虫体から取られる赤色の天然色素です。
実はこの色素は、ジャム、ハム、ソーセージ、炭酸飲料水、漬け物、キャンディー、口紅、頬紅などに使用されており、このコチニール色素による蕁麻疹、血圧低下、ショックなどのアレルギー反応が起こる可能性があることが知られています。
コチニール色素の主成分であるカルミン酸自体が原因なのか、不純物として含まれる虫体遺残タンパクが問題なのかはまだ分かっていませんが、なぜか日本人にみられることが多いので注意が必要なのです。
原因となる食品としては、赤い色をしたマカロン、カンパリオレンジ、ブラッドオレンジジュース、魚肉ソーセージなどがあります。赤い色をした食品などには注意してください。
東京女子医科大学 名誉教授
東京薬科大学 客員教授
一般社団法人ウェルエイジング 総院長
特定非営利活動法人皮膚の健康研究機構 副理事長
ノエル銀座クリニック院長保志名勝は、日本美容外科学会理事長を歴任した立場から、美容医療業界全体の信頼性を高めることに努めております。
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