2020/09/23
女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)がありますが、エストロゲンは女性の美肌に役立つホルモンで、一生涯の中で20代に分泌量のピークを迎えます。更年期、閉経でその量は徐々に低下していき、肌の張りの低下、小じわ、くすみなどが起こりやすくなります。
更年期などでホルモン補充療法としてエストロゲンが使用されますが、肌への好影響も期待され一時期盛んに使用されました。しかし、肌への効果は期待されるほどでもなく、今ではあまり話題にもなりません。また、女性の頭頂部の薄毛もエストロゲンの減少が原因の一つとされていますが、補充しても単独では十分な効果は得られず、補助的に使用されているだけです。
エストロゲンと乳がん・子宮体がんとの関連は一般的に知られている通りですので、安易な使用は避けるべきです。使用には十分お気を付けください。
東京女子医科大学 名誉教授
東京薬科大学 客員教授
一般社団法人ウェルエイジング 総院長
特定非営利活動法人皮膚の健康研究機構 副理事長
ノエル銀座クリニック院長保志名勝は、日本美容外科学会理事長を歴任した立場から、美容医療業界全体の信頼性を高めることに努めております。
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