2018/12/27
これまで、可視光線や赤外線の皮膚障害についてはほとんど研究されていませんでしたが、最近少しずつ研究結果が報告されています。注目すべきは、可視光線によっても色素沈着、すなわちシミが起こりうるというデータです。日本人に多いスキンタイプ(太陽にあたるとあまり赤くならずに黒くなるタイプの肌)は可視光線を試験的に大量に照射すると色素沈着が生じることがわかりました。
しかしながら現在使用されているサンスクリーン剤では可視光線は遮断できないため、今後は可視光線にも配慮した製品の開発が待たれます。それまでは日傘、帽子、衣服による可視光線遮断に心がけましょう。
東京女子医科大学 名誉教授
東京薬科大学 客員教授
一般社団法人ウェルエイジング 総院長
特定非営利活動法人皮膚の健康研究機構 副理事長
ノエル銀座クリニック院長保志名勝は、日本美容外科学会理事長を歴任した立場から、美容医療業界全体の信頼性を高めることに努めております。
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