2018/06/28
爪が横の皮膚に食い込み、炎症を生じて、赤く腫れたり、痛みが強くて歩きづらくなったりするのは陥入爪です。陥入爪は、爪の角を深く切ると一時的には楽になりますが、爪が伸びればまた炎症を起こしてきますので、その切り方はお勧めしません。陥入爪にならないようにするには爪の切り方が大切で、爪の先端は一直線に近くなるようにカットすると良いのです。丸くカーブするようにカットするのはなく、先端の両角が少し出るくらいに切ってください。
そのような正しい爪の切り方を継続し、皮膚を爪から離すようにテーピングを行うことにより、徐々に爪の食い込みは減ってきます。それでもだめなら、ワイヤを爪に通したり、矯正テープを貼って徐々に爪の食い込みを減らす方法がとられます。
正しい処置をして、美しい素足で夏を過ごしてください。
東京女子医科大学 名誉教授
東京薬科大学 客員教授
一般社団法人ウェルエイジング 総院長
特定非営利活動法人皮膚の健康研究機構 副理事長
ノエル銀座クリニック院長保志名勝は、日本美容外科学会理事長を歴任した立場から、美容医療業界全体の信頼性を高めることに努めております。
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