2017/09/12
最近、亜鉛不足が注目されています。血液中の亜鉛が減少した状態が続くと、味覚障害、口内炎、脱毛などが起こることが知られています。
亜鉛は人にとって必要不可欠な微量ミネラルで、様々な酵素が働くときに必要な金属です。そのため、亜鉛が減少すると酵素の働きが盛んな蛋白が消費されている臓器、例えば肝臓、腎臓、腸などの障害にもつながり、亜鉛を補うことにより症状が改善したことが報告されています。
亜鉛の欠乏は、菜食主義者、低栄養者、高齢者、慢性肝炎、糖尿病、腎障害などで起こることがあり、妊娠時やスポーツ時にもみられることがあります。
まだまだ調べていかなくてはならないことも多いのですが、亜鉛の重要性はこれから明らかになっていくと思われます。自分の血液中の亜鉛の量を測ってみることも必要かもしれません。
東京女子医科大学 名誉教授
東京薬科大学 客員教授
一般社団法人ウェルエイジング 総院長
特定非営利活動法人皮膚の健康研究機構 副理事長
ノエル銀座クリニック院長保志名勝は、日本美容外科学会理事長を歴任した立場から、美容医療業界全体の信頼性を高めることに努めております。
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